導入において課題点があるとしたら

現在は、太陽光発電に関する人々の関心が高まっている事実がありますが、それを導入する上での課題も沢山あります。
その一つが、導入した地域の天候や日照時間といった気象条件に左右される場合が多いことです。
例えば雨の日や曇りの日には、発電をすることが出来ず外部出力自体が不安定な面があるのです。
これを出力変動の可能性が高いと言われております。
そして、それから来る電力会社側での周波数調整力不足の問題、系統安定化の問題、電力余剰の問題、電圧変動等の問題を引き起こすのです。
周波数調整力不足の問題については、出力変動可能性が高いと予測や制御をすることが難しいため、需給バランス自体が悪くなり電力会社側でこういった問題が生じます。
そして電圧変動の影響を直に受けることによって系統安定化までを損ねる結果になります。
対策としては、周波数調整のための大型の安定器が必要となりますが、そのコストを誰が負担するかといった問題までも起こるのです。
よく太陽光発電を始めとする再生可能エネルギーの活用で問題になることは、高コストの指摘がありますがまさにそれです。
他に電力余剰の問題としては、電力の性質としては発電したらそれを蓄えにくいといった性質があります。
つまり、需要と供給面が一致していることが望ましいのです。
太陽光発電システムでは、そのバランス自体が悪くなり需要を大幅に上回る余剰電力量が集まる場合もあるのです。
電力を貯めて置ける蓄電池の整備が必要ですが、これも高コスト負担の一因にもなっているのです。
確かに、個々の家庭での電力使用を自前で作り出すことを推進していくことで太陽光は非常に有効ですが、売電の仕組みを抱き合わせで考えると難しい側面もあります。
売電により収入が得られる点を目玉に太陽光発電を推進していることがありますが、家庭でも売電化計画をするためには、余程のシステムを導入しなくてはなりません。
初期費用としての工事費や機器代、メンテナンス費用が高額である上に、その元を取るのに数十年もかかってしまうといった現実が足かせになっているのです。